広島への旅2『厳島神社』
9月28日、宮島、弥山登山の後は厳島神社です。
弥山から降りると太陽が大鳥居の左に沈み、厳島神社は夕暮れ。弥山の空の上の景色も神秘的でしたが、陸と水のあわいまで降りてくると、また違った神々しさでした。
🍀 夕暮れの厳島神社 🍀
風もなく穏やかな海に大鳥居のシルエットが浮かび上がりました。静かです。
空も海も藍色に鎮まり、東の空には十三夜の月が高く昇っています。
大鳥居がライトアップされ、豪華かつ荘厳です。岸辺の明かりがホタル色に海に映ります。
🍀 宮島で宿泊 🍀
宮島の、広島市が見える海沿いのホテルに泊まりました。落ち着いた和室でたっぷり夕食をいただき、大浴場でゆったりしたあと、ぐっすり眠りました。弥山登山の疲れがでたようです。
翌朝29日、テレビでU2が『where the streets have no name』を歌っていて、ウキウキしました。
🍀 厳島神社の朝 🍀
シカはいたるところにいます。インドに牛が、アラン島に羊がいるような感じです。この辺りでエストニア出身の美人さんにシャッターを押して、と頼まれました。欧米からの観光客の方が多かったです。
修学旅行の小学生が荷物を下ろし集合写真を撮っています。バッグは全員いろんな柄のリックサックです。東京の小学生とは違って新鮮だったのでリックの写真を撮ってみました。
朝の柔らかい光の中の厳島神社
満潮の海に浮かぶ厳島神社。
五重塔と客社本殿。この辺りにいる時に、広島在住のツイッターのお友達から、「いらっしゃいませ」というメッセージをいただきました。ありがとうございました!
西廻廊から見た大鳥居。計算したかのような構図。海の香りがします。クラゲも泳いでいます。
西廻廊。この後、能楽屋の前を通り、長い廊下を通って出口です。終わり方の静かな余韻もいい感じ。
お土産物屋の商店街。水辺でセキレイが遊んでいました。ここでコーヒーをいただきました。
🍀 お昼は穴子飯 🍀
フェリーで対岸の宮島口へ、そこで『うえの』の穴子飯お弁当をゲット!お店の中でいただくと1時間以上の待ち時間でしたが、お弁当はすぐ買えました。このお店は、江田島ご出身のツイッターのお友達のおすすめ。ありがとうございました!
🍀 この後、錦帯橋へと向かいます。また次回、書きますね。
広島への旅1『宮島、弥山(みせん)』
昨年、桜の季節に行った広島がとても素敵だったので、今年もまた行って来ました。9月28日から30日までの旅を、宮島弥山、厳島神社、岩国錦帯橋、広島市内の4回に分けてブログに書きたいと思います。
羽田発 12:00 東京は曇り。
ボーイング787の機内は、各座席にスクリーンとコントローラーがあり、映画やゲーム、ニュースなどが自由に楽しめます。私は色々な番組を試したあと日本の企業紹介のビデオを英語で見ましたがEテレの番組みたいな感じでした。隣の席など斜めからはスクリーンが見えず、正面からは見える仕組みです。スクリーンでは地図と飛行位置、高度が出るので、窓の外の景色がどこなのか確認できます。窓はやや大きく、電子カーテンになっていてスイッチで徐々に暗くできます。トイレも見に行けばよかったです。トイレは少し広くて窓がついているそうです。リクライニングシートの倒し方がわからずフライトアテンダントの方に聞きましたがコツがやや難しかったです。とても快適な機内でした。
787の窓からの景色。姫路市と岡山市の間くらい、瀬戸内海が見えます。787の翼はしなやかでやや反っています。窓は従来の飛行機の窓よりも光が反射しやすいようで、写真を撮ると機内が写り込みます。
🍀 広島空港から宮島へ 🍀
広島空港から 13:30 発のバスで広島市駅まで。(約45分間)
広島駅から山陽本線岩国行きで廿日市の宮島口まで。(約25分間)
宮島口からフェリーで宮島桟橋まで。(約15分間)
海の青、山の深緑を背景に、厳島神社の大鳥居に日が射して赤い色が鮮やかでした。
🍀 宮島、弥山(みせん)へ🍀
宮島の目的は厳島神社と弥山(みせん)登山です。以前ツイッターのお友達の写真を拝見し、登りたいと思って来ました。翌日は天気が崩れる予報のためその日のうちに弥山に登ることにしました。しかし宮島に着いたのが3時を過ぎていたため急ぎました。
宮島桟橋でロッカーに荷物を預け、ロープウェイ駅へのバス停へ。(道がわからず徒歩25分)
バスで宮島ロープウェイ紅葉谷駅へ。(バスがなかなか来ず焦りました。バスで約3分)
紅葉谷駅からロープウェイで獅子岩駅へ。
ロープウェイの窓から、瀬戸内海が見えた時は思わず歓声!あっと驚く素晴らしい眺めでした。目の前にどっしりと豊かな江田島と能美島、やや右にアーモンド形のかわいい小黒神島が見えました。その奥は大黒神島。さらに遠くに島々が見え、冬など空気が澄んでいる時は四国まで見渡せるそうです。
🍀 ロープウェイ駅から弥山山頂へ 🍀
山頂への往復時間は通常60分ですが、駅に着いたのが4時40分少し前で、帰りの最終ロープウェイ5時半まで50分間しかなく少し迷いました。半分の25分間行ったら戻ると決めて出発。最初は下り坂でその後は上り、景色を見る余裕もなく歩きました。息が切れかなりきつかったですが、20分間で山頂到着。途中にくぐり岩など花崗岩の巨石や、弘法大師ゆかりの弥山本堂などがありましたが時間がなく写真には撮れませんでした。
弥山、山頂到着(標高535m)
廿日市市、広島市方向。宮島桟橋から対岸の宮島口へ向かうフェリーが見えます。
呉市の方向。手前左に絵の島、似の島。呉市の近くにはツイッターのお友達がいらっしゃいます。写真ではわかりにくいですが、江田島と能美島の間の向こうに白っぽく呉市が見えました。あとでわかったのですが、別のツイッターのお友達は江田島のご出身とのこと。私は長野県の山の中の出身で海とは馴染みが無いと思っていましたが、瀬戸内海は親しくて懐かしい、美しい景色でした。宮島の岩盤が、私の田舎と同じ花崗岩であることも懐かしく感じる理由かもしれません。
5時過ぎると日が傾き、見る見るうちに海の色が変わっていきます。空は深い色になり、呉市の方向はやや桃色でした。奈沙美島の手前に見える山の上の白い建物がこれから戻るロープウェイ駅です。名残惜しい気持ちで5時5分に山頂を後にし飛ぶように戻りましたが、下り坂の後に獅子岩駅までまた登るのはきつかったです。最終のロープウェイに間に合いました。(時間に余裕を持つこと、無理は禁物、と思いました。)
帰りのロープウェイから見た呉市方向です。(これは一緒に行ったうちの人が撮った写真です。)
十三夜の月が江田島の上に昇りました。
🍀 次回は厳島神社について書く予定です。
最近読んだ洋書:その2
🍀 The Sense of an Ending
- 作者: Julian Barnes
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 2012/03/01
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イギリスが舞台。2部構成で、前半は学生時代の思い出です。私の学生の頃の時代の雰囲気と重なるものがありました。後半は年老いた後の回想ですが、知らなかった新しい事実が次々に判明し、自分の思い出も自分自身のアイデンティティも見直すことになる、という物語です。人生なかなか手強いな、と思いました。書かれていない事が多く、様々なことを想像しながら読みました。この裏にもう一つ二つ小説が書けそうなほど余韻があります。作者はミステリーが専門とのこと、なるほど、と思いました。知らない単語がかなりあり、すべて調べて読みました。通勤のバスで調べずにさっと読み、家で調べながら再度精読というスタイルで進めました。またもう一度読むと見えなかった新しい事実が見えてきそうなのでまた読みたいです。
🍀 The Outsiders
- 作者: S. E. Hinton
- 出版社/メーカー: Speak
- 発売日: 1997/11/01
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この本のタイトルで思い出したのが学生の頃よく読んだコリン・ウィルソンの『アウトサイダー』でした。余談ですが付け足しておきます。
- 作者: C.ウイルソン,福田恒存,中村保男
- 出版社/メーカー: 紀伊国屋書店
- 発売日: 1957
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🍀 PS. I Love You
- 作者: Cecelia Ahern
- 出版社/メーカー: Hyperion
- 発売日: 2005/12/01
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🍀 The Secret Garden
The Secret Garden (A Signet classic)
- 作者: Frances Hodgson Burnett
- 出版社/メーカー: Puffin
- 発売日: 1995/05/25
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[🍀 Jane Eyre
- 作者: Charlotte Bronte
- 出版社/メーカー: Bantam Classics
- 発売日: 1983/09/01
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この本については以前ブログで紹介しましたが、最近また何度も繰り返して読んだり聞いたりしています。(600ページもある大作なので抜粋ですが。) 映画を見た直後くらいは Jane と Mr Rochester の関係の進展の部分に注目していましたが、最近気になるのは風景の描写です。特に好きなのは chapter 9 ローウッドに春が来る情景、chapter 22 リード家からソーンフィールドに帰る爽やかな夏の午後の情景、それと chapter 23 真夏の夜の庭の、嵐の前の濃密な空気の描写です。
🍀 A Monster Calls
- 作者: Patrick Ness,Siobhan Dowd,Jim Kay
- 出版社/メーカー: Walker Books Ltd
- 発売日: 2011/05/05
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"the" monster ではなく"a" monster なので別のMonster の予感も。
その他、読みかけのままの本もあります。
🍀 "Just Kids" by Patti Smith
今年の夏も来日したPatti Smith 作ですが、時代背景などがわからず半分読んでそのままです。
🍀 "even the dogs" by jon mcgregor
紀伊國屋書店で見つけ、少し読みかけましたが最初のシーンに馴染みがなく、そのままです。またいつか読もうと思っています。
引っ越しのために本を整理しているので以上、まとめてみました。明日は段ボール箱に詰める予定です。
最近読んだ洋書:その1
🍀 Never Let Me Go
- 作者: Kazuo Ishiguro
- 出版社/メーカー: Faber & Faber
- 発売日: 2010/09/16
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ゆっくり静かに語られていますが一文一文の中に繊細で熱い思いが凝縮しています。じっくり、時々本を置いて考えこみながら読みました。どこにも帰って行く場所がないような、それでいてどの思い出も宝物のような、寂しいようなあたたかいようなお話でした。自分について、寄る辺がなく一人になっても生きていけるかなあ、と思いました。
とてもよかったのでそのあとすぐに和訳を買い、一気に一通り読みました。そのあと原書と和訳の表現を照らし合わせたり比べたりがまた楽しい作業でした。一番好きな本のひとつ。ぜひまた読みたいです。
🍀 Bog Child
- 作者: Siobhan Dowd
- 出版社/メーカー: Definitions (Young Adult)
- 発売日: 2009/02/05
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この本にはその後、偶然2回出会います。ひとつは、最近読んだ『A Monster Calls』の原案者が偶然この本の作者、夢を託して亡くなった Siobhan Dowd だったこと。もうひとつは、最近見た映画『Jane Eyre』のロチェスター役、マイケル・ファスベンダーが、1981のハンガーストライキの映画『Hunger』の主役を演じたこと。
🍀 Fantastic Mr. Fox
- 作者: Roald Dahl,Quentin Blake
- 出版社/メーカー: Puffin Books
- 発売日: 2007/08/16
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🍀 The Stolen Child
- 作者: Keith Donohue
- 出版社/メーカー: Anchor
- 発売日: 2007/05/08
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"Come away, human child!
To the waters and the wild
With a feary, hand in hand,
For the world's more full of weeping than you can understand."というイェーツのリフレインが心に響きます。
この本は介護が大変だった時に読み、現実から離れて気晴らしになりました。
🍀 W. B. Yeats
Wb Yeats Poems Selected by Seamus Heaney (Poet to Poet)
- 作者: W. B. Yeats
- 出版社/メーカー: Faber & Faber Ltd
- 発売日: 2001/03/01
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お気に入りは、The Stolen Child , Down by the Salley Gardens, The Lake Isle of Innisfree 。
🍀 Mockingbird
- 作者: Kathryn Erskine
- 出版社/メーカー: Puffin Books
- 発売日: 2011/02/03
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🍀 The Catcher In The Rye
- 作者: J. D. Salinger
- 出版社/メーカー: Penguin Books Ltd
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過去に読んだ洋書 :初期2
🍀
- 作者: Banana Yoshimoto
- 出版社/メーカー: Washington Square Press
- 発売日: 1994/03/01
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- 作者: Banana Yoshimoto,Ann Sherif
- 出版社/メーカー: Grove Pr
- 発売日: 1994/02/01
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- 作者: Hitomi Kanehara
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 2005/06/02
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- 作者: Nicholas Sparks
- 出版社/メーカー: Sphere
- 発売日: 2007/11/01
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- 作者: Susanna Tamaro
- 出版社/メーカー: Delta
- 発売日: 1996/08/01
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- 作者: L M Montgomery
- 出版社/メーカー: Puffin
- 発売日: 1993/03/02
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- 作者: Haruki Murakami
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- 作者: J. D. Salinger
- 出版社/メーカー: Penguin Books Ltd
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- 作者: Tracy Chevalier
- 出版社/メーカー: HarperCollins Publishers Ltd
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バカの壁 The Wall of Fools (ラダーシリーズ Level 5)
- 作者: 養老孟司,ステュウット・ヴァーナム−アットキン
- 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
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The Secret Garden (A Signet classic)
- 作者: Frances Hodgson Burnett
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過去に読んだ本(洋書)初期 1
🍀 more of Milly-Molly-Manday--- by Joyce Lankester Brisle
🍀 Lotte and Lisa--- by Erich Kastner
🍀 Agatha Christie's Best Stories
🍀 The complete stories --- by Flannary O'Connor
🍀 Three by Flannary O'Connor
🍀 Stories for Christmas -- chosen by Kathleen Lines
🍀
Alice's Adventures in Wonderland & Through the Looking-Glass (Bantam Classics)
- 作者: Lewis Carroll
- 出版社/メーカー: Bantam Classics
- 発売日: 1984/05/01
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Andersen's Fairy Tales (Wordsworth Collection)
- 作者: Hans Christian Andersen
- 出版社/メーカー: Wordsworth Editions Ltd
- 発売日: 1998/04/01
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Daddy-Long-Legs (Puffin Classics)
- 作者: Jean Webster
- 出版社/メーカー: Puffin
- 発売日: 1995/06/01
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What We Talk About When We Talk About Love: Stories (Vintage Contemporaries)
- 作者: Raymond Carver
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 1989/06/18
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- 作者: Raymond Carver
- 出版社/メーカー: Random House Audio
- 発売日: 1989/05/27
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- 作者: James Hilton
- 出版社/メーカー: Little, Brown Books for Young Readers
- 発売日: 2004/07/14
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- 作者: Bob Greene
- 出版社/メーカー: Penguin Books
- 発売日: 1984/10/01
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- 作者: Antoine de Saint-Exupery
- 出版社/メーカー: Egmont Books Ltd
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- 作者: Robert Fulghum
- 出版社/メーカー: Ivy Books
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- 作者: Kyoko Mori
- 出版社/メーカー: Fawcett
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- 作者: Kyoko Mori
- 出版社/メーカー: Fawcett
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- 作者: Ernest Hemingway
- 出版社/メーカー: Arrow
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Of Mice and Men (Acting Edition for Theater Productions)
- 作者: John Steinbeck
- 出版社/メーカー: Dramatist's Play Service
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「英語のあや」トム・ガリーさん著
🍀「英語のあや」トム・ガリーさん著 🍀
- 作者: トム・ガリー
- 出版社/メーカー: 研究社
- 発売日: 2010/10/22
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【内容】
1.日本語の味、英語の味
どこか日本的な英語など、その例を挙げながら説明してくれます。
《感想》日本人が書いた英語か英語らしい英語か、読んでみると違いがわかりますが、自分で書くとやはり日本人の英語になってしまいます。意味が違ったりニュアンスがズレたりせずに、しっかり内容が伝わり、それでいてどこか日本人の雰囲気がある英語が書きたいです。
2.科学英語から考える
冠詞の使い方、「相手が知っているかどうか」について考慮すること、書き言葉と話し言葉、英語らしい英語を書くコツ、相手への配慮(敬語)、など、日本人が間違えやすい点を詳しく解説。
《感想》冠詞についてはもともと興味があり調べたりしていたのでよく知っている内容でしたが、化学についての例が明快でした。敬語はガリーさんのブログで拝見していました。中学生に教える命令形などの英語をどう教えるか考えさせられました。私にとって一番難しいのは書き言葉と話し言葉の違い、フォーマルとカジュアルの違いです。これからも勉強していきたいです。
3.言葉の狭間で考える
英語と日本語の間で生きるトム・ガリーさんが実際感じたこと、体験したことなど、具体的に詳しく述べられています。
《感想》外から見た時の日本語の難しさ、言語を変換することのマクロ経済においてのコストなど、へえーと感心することがたくさん挙げられていました。Oxford コンマに、ここでも出会いました。羅列した後に and の前に打つコンマですが、最近 Barry さんのツイッターで気になっていました。
(余談ですが、Barryさんのコメントなど、Oxford コンマを調べていて、ヨークシャーコンマにも出会いました。コンマとは蝶の名前でした。羽の裏にコンマ形の白いマークがある蝶でした。)
4.言葉ってどこが面白いの?
日本語で「つ」と書いても発音が違う場合など、言葉の面白さについて。
《感想》私にとって英語は楽しいので、英語をマスターできずに一生かかっても面白いのかな、と前向きな気持ちになりました。
🍀 トム・ガリーさん、もっといろいろな本を書いてくれないかな、と思いました。ブログの写真はちょっと渋くてなかなかハンサムです。この本は、カバーを取るとピンクの外表紙、中表紙は紫色でおしゃれです。