中央アルプス駒ケ岳 (その1風景編)

8月17日(金)
前々から行きたかった中央アルプスロープウェイ、やっとついに登ることができました。
4時起床、駒ヶ根高原にある菅の台バスセンターへと向かいました。残念ながら始発のバスは出たあとで、2番目の5時40分過ぎのバスで坂道急カーブをゆられ、しらび平到着。乗り継ぎが悪く20分待って6時40分のロープウェイにて千畳敷駅に7時前に到着。

駅を出るとすぐ目前に宝剣岳。期待はしていましたがこれほど美しいとは思っていませんでした。

《剣が池から見た宝剣岳

東側もあっと驚く眺めでした。南アルプスの山々が連なり、富士山の頂上も見えました。

千畳敷駅から東の眺望》
左から鋸岳、甲斐駒ケ岳仙丈ヶ岳北岳農鳥岳駒ヶ根市内の屋根が光る上方裏手にかすかに富士山の頂上が見え、その左は塩見岳。この写真では赤石岳は写っていません。いくつも見える黒い点はツバメ。ロープウェイの駅に巣があり、餌を運んでいました。太陽が昇り上昇気流が起こり始め、この高さまでスイスイ飛んできました。

剣が池を回り千畳敷カールの遊歩道で1時間ほど過ごしました。

千畳敷カール:花崗岩の岩盤が所々見え、緑色とのコントラストが美しい》


千畳敷カールのお花畑:ミヤマキンポウゲコイワカガミなど》

千畳敷駅に戻り、今度は左手の登山道を極楽平へと向かいました。

千畳敷と極楽平の間:ここより上はダケカンバは無くなる》


千畳敷と極楽平の間:この辺りはハイマツ》

写真を撮りながら植物を見ながらゆっくり登ったため時間がかかり、1時間弱で極楽平到着。山登りは慣れておらず、足場を確認しながらゆっくり登りましたが、息が切れました。登って行くと十字架の形の標識が見えて急に開け、極楽平でした。


《極楽平は砂礫の尾根》
写真の前方が宝剣岳、左手は三ノ沢岳、後ろは熊沢岳、空木岳方向。

極楽平に着いてすぐ目の前は、夏空の木曽。街並みがはっきり見えました。左手は中央アルプスの山々が美しかったです。

《極楽平から上松町方向の眺望。右手は宝剣岳方向、左前方は三ノ沢岳》

極楽平は尾根で風が強いためか、一瞬でガスに包まれたり晴れたりし、植物の種類も異なりました。高山植物は次回載せようと思います。高山植物は小さくとても可愛らしく、好きになりました。