英語の発音練習 :その1

現在熱中している英語の練習についてまとめました。その1です。

🍀 究極のイギリス英語リスニング Deluxe 🍀

CD付 究極のイギリス英語リスニング Deluxe―6000語レベルでUK英語探究 (究極シリーズ)

CD付 究極のイギリス英語リスニング Deluxe―6000語レベルでUK英語探究 (究極シリーズ)

今年の春、イギリス英語の発音について興味を持ち、本屋で探して出会った本がこれ。日常会話、ビジネス英語、観光案内、名作のパロディなど、充実した内容で全45話あり、すべてCDの音声つき。発音は通常の標準発音からスコットランドウェールズアイルランドなどのアクセントも載っている点が魅力。日常会話のスピードなので実践練習になります。また、小川直樹教授による「イギリス英語の音」についての興味深い解説がとてもわかりやすく、買ってからとてもよかったと思いじっくり読みました。イギリス英語の、部分についても全体についても見えてきた気がします。

【 私の練習の仕方、手順 】

🍀① 一度だけサラッと聞いて内容を理解する。

🍀② ディクテイティング。一語一句聞き漏らさないつもりで、ノートに聞こえた英文を書く。コンマもあるべき位置に書き、段落構成も聞き取る。特に聞き逃しやすい前置詞、時制、省略部分には注意する。スピードが速く、聞こえても書き取れないので、切れ目ごとに止めて書き落としました。
→これによってわかったことは、前置詞よりも冠詞の聞き逃しが多いこと、アメリカ英語の発音と違う場合、聞き取りにくいことです。
→冠詞は、文法と意味を考えながら推測して聞くことでミスが減りました。
アメリカ英語との違いで初めは聴き取りにくかった発音は all などのオーですが、慣れるとよくわかるようになりました。
ディクテーションは根性が要ります。一文2分弱の長さですが書き取るのに20−30分かかります。大変でしたが1冊やると聴き取り力がかなりつきました。

🍀③ 音読:CDを聴きながら本を見ながら、同時に大きな声で音読。子音母音、イントネーション、訛り、声のニュアンスも真似る。携帯電話の録音機能を使い、自分の声をチェック。
→それにより、子音ははっきりわかるが母音の違いが不明瞭で、曖昧音シュワーとの違いが少ないこと、強弱のメリハリがないことに気がつきました。
→母音は唇の形、口の中の形から再度一つずつ確認し直しました。
→メリハリは、強くはっきりした音を強調する、気持ちを込める、ことにより矯正しました。

🍀④ シャドウイング:本は見ずに聴こえた通りに発音。音だけではなく、文章を体で理解するつもりで。音読とシャドウイングは何度も繰り返しています。暗記できるほど繰り返しています。


【獲得した力】
🍀 聴き取り能力:以前は聞きにくかったイギリス英語、少し訛りがあっても理解できるようになりました。
🍀 リラックス:聞き取ろうと緊張しすぎて聴けないことがありましたがリラックスして聞き流しても理解できるようになりました。
🍀 イギリス英語だけでなく、アメリカ英語の発音の癖も少し聞き分けられるようになりました。

ただ、心配というか、不安というか、不明な点は、聴き取りができるようになったことで、英語が (特にRPが) カタカナに聞こえることです。自分の発音もカタカナに聞こえ、かえって発音が悪くなったような気がします。本当はどうなのか、課題です。また、この本は、わかりやすく興味がある内容のため聞きやすかったですが、難解な内容、または反対の、スラングいっぱいのくだけた会話についてはまだまだ力不足です。(なお、最近はこのブログを書くことに時間を費やして遊んでいるので練習時間が減っています^^;)