中央アルプス駒ケ岳(その3 生き物編)

8月17日 中央アルプス駒ケ岳、生き物にも出会いました。まず、千畳敷駅 2612m で、素晴らしい眺めとたくさんのツバメに驚きました。山の麓から滑るように飛んで来て駅の庇に作った巣に餌を運んでいました。


千畳敷から南アルプスが一望できる!》8/17 千畳敷ホテルの庭より。


《ややガスがかかる宝剣岳》8/17 千畳敷カールより。


🍀クジャクチョウ(孔雀蝶)🍀


クジャクチョウ》8/17 千畳敷から極楽平への登山道。

素早く舞ってきて足元の登山道に止まり、翅を動かさずにじっと休んでいました。写真を3枚くらい撮り、もっと接近して撮ろうとしゃがみ込んだ時に飛び去りました。登山道は花崗岩が崩れてできた砂地なので、白い砂を背景に、翅の赤珊瑚色と孔雀紋が綺麗でした。

極楽平でも見かけました。ヒラヒラというよりは一瞬で移動するような素早い飛び方で、翅の裏側が黒いため、飛んでいる時はクジャクチョウとはわかりにくいです。

🍀 蜂、アブ🍀


《セリ科の花に群がるアブなど》8/17 千畳敷遊歩道から極楽平への登山道。
セリ科の白い花(この写真はミヤマウイキョウ、またはミヤマセンキュウ) には黒い昆虫が群がっていました。この写真の一番右のアブは、フタボシヒラタアブ(ニ星扁虻)またはコマバムツボシヒラタアブ駒場六星扁虻)かもしれません。


ミヤマキンポウゲシナノキンバイと蜂》8/17 千畳敷カール遊歩道。
黄色い花には一輪に一匹というほど蜂がいました。


イワツメクサに止まるヒラタアブ》8/17 極楽平への登山道の、尾根に近いところ。
急な傾斜の登山道も、丸太で段を作って石や岩が崩れてこないように整備されていました。その登山道の丸太の脇からイワツメクサが生えていてヒラタアブの仲間が止まっていました。

極楽平の尾根は風が強く昆虫には良い環境のようには思えませんでしたが、小さくて黒いアブまたはハチがいて、なぜか、持って行った白いバッグに何匹か止まり日向ぼっこをしているようでした。

また、極楽平への登山道で、鳥の声が聞こえましたが、姿は見えませんでした。


🍀次回、機会があれば、今度は八丁坂を登って、宝剣岳、中岳、駒ケ岳(2956m)へも行きたいです。